一般社団法人大和青年会議所2023年理事長に就任した 古谷田 高穂さん 上草柳在住 39歳
福祉防災でアクション
○…「これまでの活動に加え、まちづくりの視点に地域福祉を加えたいと考えます。会の例会や活動などにもこの視点を取り入れ、なかでも福祉防災を推し進めていきたい」と意気込みを語る。県央エリアの青年会議所の中では会員数が多く、20歳から40歳までの会員は34人。このメンバーを率いて「自分たちのまちづくり」に積極的に携わり、より良い社会づくりのためボランティアや社会的課題に取り組む。
○…福祉防災は高齢者をはじめ障がい者、幼稚園、学校に通う子どもたちが災害時に直面する困難に自治会や学校などの地域コミュニティと福祉施設らが連携を図り、平時でも災害時にも安全で安心な地域共生社会を目指すもの。「青年会議所発信でアクションを起こしたい」と話す。また2021年から続くスポーツ事業「エクスポ」を、子どもたちだけではなく高齢者や障がい者にまで対象を拡大し、より多くの人に事業を楽しんでもらえたらと考える。
○…28歳で結婚し、長男が誕生すると「子育てに積極的に関わりたい」と勤め先を退職する。父親が高齢者福祉施設の運営に加え、保育園運営を始めたことを機に保育園業務を手伝うまでの2年間は、実家が所有する空き家で雑貨店を営み生計を立てていた。「長くは続けられないなぁとは思っていたけれど優雅な育児生活でした」と笑う。現在は12事業を束ねる社会福祉法人「プレマ会」の本部に勤める。
○…家族は妻と小6と小4の息子2人。息子たちとは一緒にカードゲームで遊ぶほど仲が良いというが「男2人の兄弟はケンカが絶えない。そもそも、ゲームルールを分からずに遊び始めているから間を取り持った結果、自分がゲームにはまってしまった」と、指で頭を掻いていた。
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