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大和版 公開:2011年2月4日 エリアトップへ

平和事業活動団体「チームピースチャレンジャー」大和支部代表 蔵田 えりさん 草柳在住 60歳

公開:2011年2月4日

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誰もが夢を持てる世界に

 ○…物乞いや重労働を強いられているインドの子どもたちへの支援活動に3年前から携わっている。現地では商品を作り、自分で稼ぐ方法を教え、日本ではその商品の販売や現地で撮影してきた写真の展示会、講演会も開く。「彼らは今を生きることで精いっぱい。夢や未来を考えられる状況じゃなかったんです。物を作って稼ぐ方法を教えたのは、彼らが自分の力で未来を切り開いていくため」。

 ○…勤めていた会社でボランティアに興味がある10人で集まり活動をしていた。その中の3人で「自分の目で支援を必要としている地域や人を見てみよう」と、尊敬するマザーテレサの施設などがあるインドに飛んだ。物乞いや児童労働を目の前で見て、「何かしなくては」という衝動に駆られ、平成19年8月に会社を辞めた。その後、3人でボランティアについての本格的な勉強を始め、活動団体を設立した。

 ○…東京都出身。結婚を機に大和へ。二人の娘は結婚し、家を出たが母の活動を理解し、応援してくれている。団体のトレードマークは漫画家の次女が描いてくれた。「10月に孫も生まれて、今まで以上に頑張ろうという気持ちが強くなりました」と幸せそうに微笑む。趣味は健康のためのヨガと瞑想。インドの満天の星空の下での瞑想が最高だったそうだ。

 ○…「ボランティアを身近に感じてほしい」という思いから、写真展や講演会では手伝いの募集やフェアトレード商品の販売を欠かさない。そのかいもあって大和では現在、高校生からお年寄りまで20人以上の人が活動を手伝っている。「興味はあるけれど、方法がわからず参加できないのはもったいない。手伝いや商品の購入もボランティアへの一歩。その一歩を踏み出すきっかけを作ることも大切なんです」。夢は今インドで接する不遇な子どもたちが大人に成長し、自分が教わった生きる術を次の世代へ伝えてくれること。
 

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