YAMATOノルディックウォーキング同好会の代表 和田 英夫さん 上和田在住 75歳
暇がないのが健康の秘訣
○…2本のポールを使って歩く北欧生まれの健康法『ノルディックウォーキング』を大和市に広げようと同好会を昨年12月に発足。今年1月から月2回の活動を始めた。「参加者がゼロだったら」と最初こそ不安だったが、ふたを開けてみれば申し込み者が殺到。「ポールが足りなくて、借りにいかないと」と嬉しい悲鳴の連続。明日2月16日にも、泉の森を歩くコースを予定。「大人数で歩くのがまたいい。友だち作りに遊びに来て欲しい」と笑顔。
〇…この健康法との出会いは6年前。第2の人生の楽しみ方を模索していた際に、海老名市でノルディックウォーキングを体験した。「どんどん足が前に出る。膝も痛くならない」と歩く楽しさに目覚めた。自宅近くの境川沿いからはじめ、1日10Kmを目安に川崎大師から箱根の関所までを制覇したことも。遠出中は同志との出会いが楽しみ。「お互いのマイポールをチェック。おしゃれはたしなみ。気持ちだけでも若くいないとね」とウィンクする。
〇…岐阜県郡上市の農家の生まれ。東京への憧れから、15歳で上京。働きながらも勉学を諦めず、20歳から通信高校に通い短大にも進学。卒業後は、いすゞ自動車の藤沢工場に就職し、生産管理を任された。「とにかくお祭り好きの会社、仕事よりイベント準備で大騒ぎ」と振り返る。2千人の従業員が一堂に会する納涼祭は圧巻。手作りみこしの担ぎ手にかり出され、工場内を練り歩いたこともいい思い出。定年後の同期会でも、話のネタはつきないという。
〇…「生涯勉強」と一昨年には東京大学の市民講座を受講した。「半世紀ぶりのレポート発表は緊張。でも地下の学食が安くてうまいから、また通いたい」と学生気分を満喫。さらに最近では、Ipadデビューを果たし、SNSにも挑戦中だという。「やりたいことが尽きない。暇がないのが健康の秘訣」と微笑んだ。奥様と2人暮らし。
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