足柄版 掲載号:2013年1月5日号
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山北町 「海の近くに、カメとエビの剥製を」 三保小・中の所有品を真鶴の博物館に寄贈

小学生から山本学芸員にアカウミガメが手渡された
小学生から山本学芸員にアカウミガメが手渡された

 山北町立三保小学校(加藤陽一郎校長、児童数20人)の視聴覚室で12月18日、同校所有の「アカウミガメ」と町立三保中学校(山口君儀校長、生徒数17人)所有の「大エビ」の各剥製を真鶴町立遠藤貝類博物館に寄贈する贈呈式が開かれた。当日は両校の児童や生徒も参加。アカウミガメは諸星圭人君(小学6年)と杉本葵さん(6年)から、大エビは山口夏季さん(中学2年)と湯川珠由さん(2年)からそれぞれ、博物館学芸員の山本真土さんに手渡された。

 甲長約75cmのアカウミガメと体長約40cmのエビは小笠原諸島の海で獲れたものだという。剥製が学校に贈られたのは三保ダムが完成した78年頃。実は誰から贈られたものであるかということは最近までわかっていなかったという。加藤校長は「カメの剥製はずっと小学校の理科準備室にあったのですが、11月頃に教師の間で『このままにしておくのはかわいそう』の声があがったのがきっかけなんです」と今回の寄贈に至る経緯を話す。「せっかくだから、野外学習で児童らが毎年訪れる遠藤貝類博物館にお願いしようということになりました」。一方で、剥製の記録が残っていなかったため、学校に贈ってくれた人も探した。「調べるうちにダムに沈んだ山北町世附地域の渡辺製材の故渡辺啓さんから贈られたものだということがわかりました」(加藤校長)。今回の寄贈式には啓さんの息子である渡辺良孝さんも訪れた。渡辺さんは「林業が盛んだった当時、交流があった平塚営林署の管理官が小笠原に赴任した70年頃に実家の製材会社に贈ってくれたものを、ダム完成を機に父が学校に寄贈しました。社員がカメの甲羅にまたがり浦島太郎ごっこをしたこともあった」という秘話や少年時代の世附の思い出などを話した。

 保存状態がまずまずという2つの剥製は、海に近い博物館に飾られる予定。
 

子どもの頃の思い出を話す渡辺良孝さん
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中学生からは大エビが
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