開成町で6月14日、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏を指導者に招いた植樹祭が催され、211人の参加者がタブや「町の木」のシイガシなど35種類・1200本の苗木を植栽した。
植樹会場は、開成南小学校西側の公園予定地内350平方メートル。開成町で緑化事業を推進する民間団体cococara(伊藤李江代表)が主催し、知的障害者の生活支援や就労支援を行う社会福祉法人進和学園(平塚市)が苗木を提供、同町が後援する、協働の事業「かいせい平成の杜づくり」として行われた。
当日は宮脇氏による木の解説や植樹方法の指導が行われた後、府川裕一町長や開成南小6年生86人、一般公募の参加者らが植樹に取り組んだ。参加者は苗木を1本ずつ丁寧に植えて土をかけ、上から保湿や草止めに役立つカヤをかぶせた。
この日植えた苗木は、宮脇氏の提唱する「潜在自然植生」に基づく、その土地本来の植生に合った樹木。同町では今後、植樹を行う際には、この「宮脇方式」を取り入れていく予定。
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