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「過疎」テーマにCD発表 フォーク世代に”新規就農”のススメ

経済

掲載号:2015年10月17日号

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CDとポスターをもつ古屋さん=13日・塚原の自宅で
CDとポスターをもつ古屋さん=13日・塚原の自宅で

 南足柄市塚原で農園を経営する古屋富雄さん(62)がこのほど、「過疎」をテーマに制作したフォークソング2曲を発表した。通販サイト「アマゾン」などで10月14日にCD販売を開始した。農業と音楽にどんな関係が―。

 2年前に公務員を定年退職した古屋さんは在職中に花紀行担当課長や農業委員会事務局長を務め、あしがら花紀行、市民農業者制度を創設し、NHK「クローズアップ現代」にも出演するなど観光農政マンとして活躍した。

 定年を機に「農ある暮らし」を提唱する書籍『兼農サラリーマンの力』を出版。早咲き桜(春めき)や菊(秋告げ菊)、初夏と晩秋のヒマワリなどで農園を観光地化し、極早生桃やスイートコーンなど付加価値の高い果物や野菜などを栽培して直売する小規模農業の収益改善策を提唱している。

 今回のCD発表はその一環で「この曲で郷愁を感じて故郷へ帰り、新規就農して収益性のある小規模農業をしてもらいたい」と古屋さんは話す。

 楽曲は『過疎』と『遠い思い出』の2曲。デモテープを聴いた小田原市在住の演奏家、雨宮悦子さんが、知人でグループデュオBUZZのボーカルの東郷昌和さん(63)に楽曲を紹介したところ、ギタリスト平野融さん(62)とのコラボが実現した。

 BUZZは1972年に日産スカイラインのCMソング『ケンとメリー〜愛と風のように〜』でデビュー。平野さんも同年に荒井由美(当時)のバッキングメンバーとしてプロ活動を始め、いずれも70年代から80年代の音楽界で活躍した。

 フォーク全盛の学生時代に古屋さんが作詞作曲した『過疎』は研究で目にした熊本県小国町の山地酪農の映像がもとになった。里から人が去る悲しい曲を東郷さんがポップ調に編曲した。

 11月14日に日比谷公園で開催される農業団体のイベントで東郷さん、平野さんが共演して生披露される。税込1200円。ブックレットには歌詞と楽譜のほか東郷さんらのメッセージと古屋さんの活動などが紹介されている。

 問い合わせは古屋さん【携帯電話】090・7849・9200へ。

雨宮さん(中央)と東郷さん(右)
雨宮さん(中央)と東郷さん(右)

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