新春一番 菜の花だより 吾妻山で中旬から見頃に
吾妻山公園に咲く菜の花（12月24日撮影）
二宮町の吾妻山公園山頂で早くも菜の花が開花した。花越しに富士山や相模湾を眺望できる同公園は、県内外から大勢の見物人が訪れる観光名所。見頃を迎える１月12日（土）からは「菜の花ウォッチング」が始まり、さまざまな催しが行われる。
標高１３６ｍの展望台そばに咲く菜の花は約４万５千本。公園管理事務所によると、今年は昨年に比べて生育が１週間程度遅れているが、今月半ばあたりから見頃になりそうだという。
山頂からは三浦半島や大島、伊豆半島、箱根連山、丹沢などを望む３６０度の大パノラマが楽しめる。晴れた日には眼下に広がる相模湾と早春の青空と、黄色いじゅうたんが鮮やかなコントラストを描く。
また、12日（土）から２月11日（月）まで「菜の花ウォッチング」を開催。期間中の土日に地場産品の展示販売会や吾妻さんよさこいパレード、二宮の石仏めぐりなど同町の魅力をアピールするイベントが実施される。
展望台までは町役場そばの公園入口から階段と坂道を登って徒歩約20分。問い合わせは二宮町観光協会【電話】０４６３・７３・１２０８（１月５日から）。
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