西相模ＹＢＣ 創部４年目で初の栄冠 支部大会Ｖ、全国へ
田中監督を胴上げするナイン
硬式野球チームの西相模ヤングベースボールクラブ（田中淳一監督）が５、６月にかけて行われた第22回夏季選手権西関東支部予選で優勝を果たした。同クラブは創部４年目にして初のタイトルを獲得。７月20日から岡山で開催される全国大会に出場する。
県西地域を中心に活動する同クラブ。昨秋の大会で優勝を逃してからは、個々の力の底上げを図ってきた。田中監督は「一皮むけた質の高い野球ができるようになった」と話し、手応えを持って今大会に臨んだ。
大会には10チームが参加。同クラブは１、２番が好機を作り、クリーンナップで着実にランナーを返す得点パターンで波に乗った。決勝の横浜全戸塚ヤングパワーズ戦でも初回、打者８人の猛攻で一挙４得点。その後も４回にビッグイニングを作るなど着実に追加点を重ねた。投げては大平幸輝君（中３）が５回を３安打２失点とまとめ、11対２。５回コールドの圧勝で、初の栄冠を手にした。
けが人が多く万全な状態ではなかったが「チーム力の勝利」と田中監督。服部親宗主将（中３）は「監督を胴上げできてうれしい。全国でも優勝してその先のジャイアンツカップに出たい」と笑顔をみせた。
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