温室効果ガス削減の普及啓発に取り組む県地球温暖化防止活動推進員の研修会が8日、小田原合同庁舎で開かれ、県西で活動する推進員から20人が参加した。
研修会では、推進員が各地域で行っている活動の発表や専門家を招いての講演を実施。開成町環境防災課と大井町生活環境課の職員も参加し、太陽光発電システムの設置補助の状況やグリーンカーテンの設置など、温室効果ガス排出抑制の町の取り組みを発表した。
講演では地球環境の変動について国を越えて情報交換している国際機構「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」のリポートコミュニケーター平川良信氏が、IPCCがまとめた地球温暖化の評価報告書について解説。平川氏は「このまま温暖化が進めば気温の上昇や異常気象が加速する。温室効果ガスを削減する緩和策と、温暖化に対応する適応策を併用することが必要」と語った。
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