家庭に合ったCO₂減を 前田町でうちエコ診断
診断を受ける熊谷夫妻
一般家庭から排出される二酸化炭素量を減らそうと、（社）地球温暖化防止全国ネットが実施する事業「うちエコ診断」が12月10日、前田町町内会館で行われ、同ネットの研修とテストを受けた診断員が各家庭に合った省エネ対策を提案した。
同町内会の８世帯が参加。診断員が、各世帯の電気使用状況などをコンピューターの診断ソフトに入力し、その家庭の二酸化炭素排出量が平均値と比べてどうかなどをグラフなどで分かりやすく提示。二酸化炭素排出減のための具体的な対策を伝えた。
参加した熊谷勝博さん（49）・直子さん（39）夫妻は「診断でガスと自動車の利用が多いことが分かった。料理を作る際に圧力鍋やレンジと併用するなどの工夫をして、短い距離への移動は歩くようにしたい」と感想を話した。
同町内会は、エコ活動を率先して行っている県下でも有数の町内会。節電モデル事業や市のＬＥＤ電球推進事業にも参加している。
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