タケノコを傷つけないように慎重に土を掘る参加者
舞岡町の竹山に響く「あったよー」といううれしそうな声。タケノコ掘りに参加している子どもの声だ。４月７日から同月末まで舞岡ふるさと村虹の家周辺で行われている体験会。「個人ではなかなか体験できないタケノコ掘りをやってみたい」などと、約１４０組が参加しているという。
21日にも相澤晴男さん（57）宅の裏山で体験会が開催された。「たくさん持ち帰ろうと思って」と大きな袋を用意して張り切っている主婦や、自分よりも大きなクワを使って一生懸命タケノコを掘る子どもたちの姿が見られた。母親や友人家族と参加した村中琴未（ことみ）ちゃん（９）は「初めてで大変だったけど、楽しかった。タケノコご飯にして食べます」と笑顔で話した。
また同日と22日の２日間、舞岡ふるさと村では「竹の子まつり」も開催された。タケノコや竹でできた花挿し、野菜や花なども販売され、朝早くから買い物客であふれかえっていた。
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