スーパーや青果店では手に入れることが出来ない浜なし。区内の汲沢地区では5世帯の生産農家が育てる。
同地区で40年近く浜なしの生産をつづける丸伝農園では、4月初旬から花の咲き始めにあわせ、30アールある果樹畑の受粉作業を2週間にわたって行った。
梨は自家受粉ができないため、棒の先に羽毛をつけた梵天と呼ばれる道具を使い、品種の異なる花粉を一つひとつ手作業で受粉をさせる。1週間程度で実になる花の根本部分は膨らみ始める。
同園を営む石井和夫さん(66)と保雄さん(35=写真)親子によると「今年は桜と一緒で開花が遅れ気味。例年に比べ1週間から10日程度、販売が遅れそうだ」と話した。
味の良し悪しは収穫期の雨量に比例。多いと水分が多く、少ないと実のサイズが小さい。一番早く直売所に並ぶ品種は小ぶりで糖度が高い新水。その後に幸水、豊水、菊水が続く。梨に関する問い合わせは同園【電話】045・881・1183。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>