画集を手渡す小川さん（左）と安良岡教育長
七里ガ浜在住の水彩画家・小川倉一さん（96）が、市内小中学校と図書館に自身の水彩画をまとめた「淡彩スケッチ画集『春秋鎌倉』」を１千冊寄贈した。12月18日に市役所で贈呈式が行われ、安良岡靖史教育長に画集を手渡した。
今回の寄贈は、「子どもたちに鎌倉の四季折々の良さを知って欲しい」という小川さんの意向で行われたもの。画集には鶴岡八幡宮の大イチョウをはじめとした鎌倉ならではの風景が収められている。寄贈された画集は今月中に市立小中学校25校と図書館５館に配布される予定。市教育総務課では、「授業などで活用してもらえれば」と話している。
小川さんは１９１７年生まれ。長年、鎌倉の四季を水彩画で記録してきた。「四季の鎌倉」「小川倉一水彩画集」などの著書がある。
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