県政報告vol.15 子どもたちを犯罪から守る 立憲民主党・かながわクラブ神奈川県議会議員飯野まさたけ
２０２４（令和６）年度予算案に、これまで私が県議会で要望してきた内容が反映されました。
子どもの性被害に対する取り組みについてです。子どもや若者にわかりやすく、かつアクセスしやすい情報提供の工夫、ＬＩＮＥなどを活用した相談しやすい環境を整備すべきと訴えてきました。その際には、性犯罪・性暴力被害者のための交付金などを活用して早急に構築することを要望してきました。その結果、ＳＮＳを活用した相談事業費として２２８４万円が計上されました。これからも、子どもたちを犯罪から守る仕組みづくりを考えていきます。
私は、防犯とともに防災を政策の１丁目１番地に掲げています。２０２４年第１回定例会の厚生常任委員会では、災害時の通信体制について質疑しました。
大規模災害発生時は、携帯電話などによる通話が大規模かつ集中的に発生し、通話しにくくなったり、通信施設が打撃を受けて携帯電話が使用できなくなったりします。
国の「災害医療・救護活動において確保されるべき非常用通信手段に関するガイドライン」では、県は地方公共団体の本部拠点として衛星データ通信（中速〜高速）などが必要となりますが、整備できていません。
元日の能登半島地震でも通信障害が発生し、衛星通信が活用されたようです。医師会でも衛星通信の導入が必要という声があがっています。災害時に関係機関と連携するため、衛星通信は非常に重要です。非常時に確実に情報伝達ができるよう、平時から整備を進めていかなければならないと考えます。
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