尾崎選手、ロンドン五輪代表 山北町出身 女子マラソンで夢の舞台へ
日本陸連は12日、ロンドン五輪の男女マラソン代表を発表。女子マラソンでは尾崎好美(30、第一生命)、重友梨佐(24、天満屋)、木崎良子(26、ダイハツ)の3選手が選ばれた。
尾崎選手は山北町出身。ロンドン五輪代表の最終選考会を兼ねた11日の「名古屋ウィメンズマラソン」で、日本人トップの2位(タイム=2時間24分14秒)に入り、念願のオリンピックへの切符を手にした。
11日、地元山北町では町内一周駅伝を開催していた。尾崎選手のレースを庁舎内のテレビで観戦していた、という湯川裕司町長は「町始まって以来の快挙で全町民の誇りです。オリンピックでは勝ち負けは別にして、感動を与えてくれることを期待している」と述べた。山北町では五輪代表決定を防災無線や安心メールで伝え、号外を16日に発行するなど町を挙げて祝福ムード一色。同町在住の尾崎選手の父親の尾崎孝さんは「代表に選ばれるまで、はらはらしていた。レースが続いていたので少し休んで調子を整えて欲しい」と話した。
尾崎選手は山北中、相洋高を経て第一生命に入社。09年世界選手権で銀メダルを獲得している。
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