寄 稿 予算委員会と合併問題 神奈川県議会議員 せとよしお
3月9日から15日にかけて県議会予算委員会が開かれ、3月14日に委員として質問に立ちました。私は「国際交流」と「未病の改善する取組み」について質問いたしました。予算委員会は知事が提案した平成29年度当初予算案などを審査する委員会で、各会派から選出された議員40人が委員となり予算案を集中審議いたしました。
国際交流
「国際交流」では友好提携から35周年を迎えた米国・メリーランド州との交流がどのようにして始まったのか、また、これまでどのような交流を行ってきたかを確認しました。
県立高校と姉妹校交流を行う事業では高校生の派遣が生徒の成長にとって良い影響を与えています。
県の駐在員は神奈川県に22の企業を誘致し、最先端技術、ライフサイエンス分野の覚書の締結、メリーランド州立大学教授の来県や今後とも教育、経済、科学技術、文化交流を積極的に行い神奈川の発展に資したいとの担当局長の答弁で締めくくられました。
未病改善
「未病を改善する取組み」では、中高年のみならず子どもや高校生、若い女性などライフステージに応じた取組みが重要との観点から質問しました。
重点地域となっている県西地域での事業展開やМE-BYОサミット、29年度予算に計上された仮称「未病いやしの里センター」について質し、健康・未病担当局長からは「今後とも県西地域の資源を生かした事業展開を図っていく」との答弁を得ました。
合併問題
3月1日号の南足柄市「広報みなみあしがら」に任意協議会の進行状況が掲載されていました。
残念ながら「合併の諾否を判断する材料が十分提供されている」とは程遠い内容でした。
明らかにしなければならないことは、【1】すでに先行合併市で明らかになっているデメリットをどのような政策で乗り越えるのか、【2】
警察、保健所、土木などの県行政の管轄と関連の深い団体や組合への影響をどうするのか、【3】1市5町で行ってきた休日診療、介護認定し尿処理などの広域行政の影響をどうするのか。
少なくともこの3点については明確にしたうえで直接影響を受ける市民・住民に対する説明責任を果たし、県や周辺町との連携についても議論を深めていっていただきたいと思います。
■せとよしお事務所
南足柄市千津島65
【電話】0465・73・5105
【FAX】0465・74・0960
【メール】setoyoshio@gmail.com
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