山内小学校の学校運営協議会で会長を務める 吉村 秋徳さん 美しが丘在住 71歳
地元愛で地域に携わる
○...「山内小は地域と学校が上手く連携しながら、革新を続けていく部分と、伝統を受け継ぐことが良いバランスでできている」。地域と共にある学校を目指し、学校運営や支援などについて話し合う学校運営協議会の会長として2021年の立ち上げから携わる。また、卒業生として母校を見守ってきた。
○...山内小・中学校出身。楽しかった思い出ばかりが記憶に残る少年時代だった。「先生が皆が遊べるようにと野球道具などを買ってきてくれたりしてね」。少年野球団を作って試合をしたり、活発な子どもだった。当時の山内小は4年生から卒業まで担任教諭が変わらなかったため、自然と仲も深まり、「時代だったと思うけど休日に驚神社で遊んでもらったり、釣りをしたり、色々な経験をさせてもらった」。そんな大好きで憧れでもあった背中を追いかけて教諭の道へ。「憧れる大人の存在は大きいね」
○...好奇心旺盛な性格で、色々な学校を経験したいと小学校教諭として8校を歴任。田奈小で校長を勤め上げ、60歳で退職した。教諭として「毎日一回はクラスの児童一人ひとりとコミュニケーションを取ること」を大切に児童の成長を近くで見届けてきた。「先生と子どもそれぞれ相性はあるけれど、話さないことには始まらない」
○...4人家族。息子と娘は独り立ちし、妻は同じ教諭で免許取得時に出会い、50年近くを共にする。生まれてから住まいはずっと青葉区で「商社マンの海外出張はちょっぴり憧れた」と笑うが、退職後は美しが丘五丁目北自治会長や児童の登下校を見守るなど地域活動に尽力してきた。「母校が今年150周年を迎えるタイミングで携われることは本当にありがたいし、うれしい。地元への恩返しだね」
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