おばあちゃん先生の子育てコラム 第19回「風邪を引かない昔からの知恵をお教えします」
「寒いね〜」と顔を合わせれば思わず言ってしまう今日この頃ですね。
1、2歳の子どもは体温調節が上手くいかず、鼻水が出てしまうのもこの時季。「ハクション」と鼻水には衣服を一枚着せ、特に胴体の部分を温かくすると良いですよ。
ここで本格的に迎える冬の寒さに、健康で過ごす昔からの知恵を2つ。まずは皮膚の鍛錬で「乾布摩擦」です。時間は掛かりますが、親子が超接近するので、子どもにとっては心地良いスキンシップ!乾いた布など要りません。ママの手のひらで背中や首すじ、胸の辺りを「シュ!シュ!」と声を添えて朝、パジャマを着替える時にやってみましょう。時間がなければ「エイヤッ!」と、冷たい衣服をさっさと着せてしまいます。鬼ママ?いえいえ、乾布摩擦と同じ効果があるのですよ。着替えたら、ギュッと抱きしめてあげるのがポイントです。
次にバランスの良い食事。具沢山のみそ汁といきます。人参や玉ねぎ、ジャガイモなど煮えるのに時間が掛かる野菜をお鍋に入れ、すぐ柔らかくなる小松菜やレタスの外側の緑色の濃い部分など何でも入れて、最後に高野豆腐の硬いのを大根おろし器で粉々にして、お鍋に降りそそいだら摂取しにくい鉄分もプラスできます。
本当の風邪引きにならないよう対応してあげましょうね。(つづく)
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