振り込め詐欺 撲滅に向け新たな試み 港北署、高齢者にチェック表を配布
港北警察署管内の振り込め詐欺認知件数は昨年24件、一昨年は23件で、今年1〜4月にもすでに4件発生している。一向に減少しない振り込め詐欺を撲滅しようと、同署では被害者に高齢者が多かったことから新たに「振り込め詐欺チェック表」の配布を始めている。
港北署は「振り込め詐欺チェック表」を200部作成。管内の60歳以上の高齢者が居住する世帯へ、先月20日より配布を開始した。このチェック表は、高齢者が電話を受けながらでも、振り込め詐欺の疑いのあるチェック項目を確認できるようにビンゴカードの様に作られており、チェックする箇所が分かりやすくなっている。”ビンゴカード式”のものは同署初の試みだ。まだ部数は圧倒的に少ないが、管内の高齢者が居住する全世帯に配布することを目標にしている。また、管内の金融機関に協力を依頼し、全74店舗中52店舗へ窓口設置用のチェックリストを約240個配布した。これも初の試みだ。リストの内容は、利用者用には「『電話番号が変わった』という連絡があった」・「振込先の口座名を知らない人」などの確認事項が、窓口職員用には「結婚・新築などの祝い金」などの確認事項が記載されている。このほか、高齢者専用のATMレーン「思いやりレーン」も先月2店舗で設置され、職員が高齢の利用者に注意を喚起していく。
「手口としては昨年末から圧倒的にオレオレ詐欺が多くなっており、息子などになりすまして『携帯電話の番号が変わった』などの電話のあるケースが多いです。意識を高めることが必要。注意してほしい」と同署の熊崎豊生活安全課長は話している。
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