放射線量港北区内 1園3校で基準値超え 大倉山などでの検出受け、市が測定
横浜市は、港北区内の側溝などで高濃度の放射線量が検出されたことを受け、先月18日から緊急的に区内の市立保育所、市立小・中学校、特別支援学校で放射線量の測定を行った。そのうち基準値を超える数値が検出された保育所1園、小・中学校3校では24日までに清掃をし、現在は安全な数値に下がっている(10月3日現在)。
港北区内で測定の対象になったのは、市立保育所7園と市立小・中学校、特別支援学校35校。各園10〜22か所、各校6〜14か所で調査が行われた。そのうち、南日吉保育園の1か所、大綱小の1か所、日吉台小の1か所、日吉台中の2か所で再測定の目安である毎時0・59マイクロシーベルトを上回る数値が検出された(=表参照)。基準値を超えた1園と3校の計5か所では19日から24日までに清掃が行われ、再測定の結果、安全な数値に下がった。現在、市は港北区と隣接する神奈川区や鶴見区でも測定を進めており、10月末までに市内の全市立学校で行う予定。保育所は民間も含め、順次進めていく予定だ。
堆積物の処分方「検討中」
大倉山や新横浜で先月12日、雨どいを伝って側溝に集まった堆積物から高濃度の放射線量が検出されたことを受けた今回の測定。市は屋上の側溝部分、格技場の雨どい下、雑草地に保管していた汚泥、体育館脇雨どい下、すべり台、プール、砂場など「マイクロスポット」となる可能性が高いと思われる場所を改めて測定した。
撤去された堆積物は2重のポリ袋に密閉し、各園、各学校のカギのついた倉庫などに保管されている。市は「放射線は1か所に集まった時に危険性がある。しかし、堆積物を少量に分け、ポリ袋同士を50cm離せば、保管場所が危険な状態になることはない。その後の処分方法は現在検討中」としている。
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