区内綱島西に事務所を置き、鶴見川流域で活動している鶴見川流域ネットワーキング(通称=TRネット)が先ごろ、鶴見区の駒岡河川敷での活動などを評価され、国土交通省の「手づくり郷土賞」(一般部門)に認定された。
手づくり郷土賞は、全国各地で地域の自然や歴史などの地場産業を活用している事例に贈られる国土交通大臣賞。今年度で26回目を迎える。部門は、地域の魅力などを創出している社会資本整備と、それに関わりある地域活動が一体となった事例に贈られる一般部門と、同賞受賞後、さらに活動を広げている事例に贈られる大賞部門の2部門からなる。今年は全国12の事例が一般部門、4事例が大賞を受賞した。
TRネットは駒岡河川敷において国交省京浜河川事務所による防災船着場、駒岡地区連合会の住民らによる大曲広場の整備を進め、この2つの社会資本を生かした上、住民らとともに活動していることなどが評価され受賞に至った。
TRネットの岸由二代表理事は「この河川敷のさらなる活用への道を応援していく。港北区でも特別に許可を得て、綱島の河川敷で地元町内会と共同で菜の花の成育や管理を行っている。流域や河川敷を使う人たちとの連携を深めていければ」と語った。
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