日吉本町ケアプラザなどによる「大聖院ウォーキングツアー」が先ごろ、地元住民ら約40人が参加するなか行われた。
当日は同プラザに参加者が集合。主催者の一人で、日吉駅前で医院を開院する高見沢重隆医師から医療の視点から見た、地元寺院の重要度、自然な形での”看取り”への回帰など、医療・福祉と伝統宗教の関係強化の必要性が語られた。
続いて大聖院までのウォーキングがスタート。同院の庭や茶室の散策後、多田孝善副住職が、6000年前、日吉地域は海辺だったことや、院は鎌倉時代に始まり、室町時代に復興されたこと、本尊の不動明王は平安時代の円仁作と伝えられ、今でも秘仏として住職を含め誰も姿を見た人がいないこと、庭に咲く蓮の花の起源は800年前、中尊寺金堂から見つかった種に由来-などの解説があった。
高見沢医師は「医療と伝統宗教が相互に協力しあいながら、地域住民をサポートできる形を模索していきたい」と話していた。
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