(PR)
くぼくら院長の歯科現場【4】 歯科用CT、従来型と何が違う? 小机歯科・久保倉院長に聞く
”歯医者さん”で、これまでの従来型レントゲンを使った治療から、「歯科用CT」を活用した治療へのシフトが進んでいる。2011年には「歯科用CT」の保険適用が国から認定され(適応制限有り)、患者にとっても身近なものとなりつつある。『歯科』を探求し続ける、小机歯科医院の久保倉弘孝院長に、「歯科用CT」と従来型レントゲンの違いを聞いた。
Q.「違い」を説明すると?
A.例えば、ここにカマボコがあるとします。そのなかにゴマ粒がひとつあると思って下さい。通常のレントゲンは、このカマボコに強力な光を当て、その影絵を壁に映すことで、ゴマ粒を確認する構造となります。この場合、ゴマが一粒だと良いのですが、粒がたくさんあった場合は重なってしまい、本来の姿を確認することが難しくなります。
それに対しCTは、カマボコをスライスした、その断面図をどの方向からも見ることができます。つまり、ゴマを多方向から観察することができるのです。そのため、レントゲンでは前後の歯や頭蓋骨などが邪魔で見ることのできなかった部分を、CTでは確認することができます。
Q.実際にCTを活用して感じることは?
A.得た情報をどう活用するのかが大切ということ。当院では、CTで得た精密なデータを、マイクロスコープを使った治療に生かしています。
『より見える』治療を追及することが、治療の精度を高めてくれると考えているからです。レントゲンは、見えない部分を「想像」して治療を進めることが多かったと感じています。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|