自転車交通事故多発地域 港北区5回目の指定 県「防止の啓発進める」
神奈川県は5月1日、2012年中の自転車交通事故の割合が県内平均より3ポイント以上高い地域、港北区を含む県内17市区町を「自転車交通事故多発地域」に指定した。
04年から始まったこの指定。港北区は4年連続、5回目の指定を受けることになった。
「車両という意識を」
区の12年の自転車事故数は、317件で前年対比マイナス37件。負傷者数も284件で前年より57件減っている。ただ、綱島街道の大曽根交差点近くで60代女性の死亡事故は一件発生している。
港北署では自転車事故件数が減少している要因の1つに「チリリン隊」による啓発活動をあげる。同隊は同署、港北交通安全協会、港北区役所で構成され、市立小学校を中心に、自転車の正しい乗り方、マナーなどを指導している。このほか、自転車の安全利用を促すチラシを作成し、街頭キャンペーンなどで配布している。同署では「自転車は車両という意識を持ってもらいたい。今後も二人乗り、飲酒、信号無視やイヤホンをしながら運転をする人の取り締りを続けていきたい」と話している。
減少傾向にあるが…
指定地区の12年自転車事故件数は4627件で、県内全体の約50%。自転車に関係する事故は99年をピークに減少傾向にあるものの、全事故に占める割合で見ると、横ばいに推移している。実際、今年1月から3月末現在、1741件の自転車事故が発生し、6人が死亡する(昨年は0人)など、以前憂慮すべき状況が続いている。
県では「指定地域の関係機関と協力しながら事故を減らすための啓発と普及活動を進めていきたい」と話している。
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