鶴見川流域センター 災害の備え 体験で伝授 10周年記念イベントで
鶴見川流域の防災・環境を体験学習できる施設としてオープンした鶴見川流域センターが先月下旬、10周年を記念した体験型イベント「わが家の防災くんれん」を行った。
当日は同施設内の床に張られた、大きなハザードマップを利用した避難訓練や、煙体験などが行なわれ、子どもたちが参加した。
災害時に火を起こして、ご飯を炊く体験を行なうコーナーでは、参加者たちが炊飯専用の水缶(みずかん)の水を、いったん紙コップに移し、空になった水缶に米を入れ、再び水を戻して炊飯を行った。レクチャーを受けながら、真剣に取り組む様子が見られた。
このほか、流域自治体や「鶴見川流域水マスタープラン(=水マス)」の推進サポーターの取り組みもパネルで紹介された。水マスとは、流域行政、市民団体、企業が連帯し、水循環系の健全化に向けて取り組みを行うこと。流域貢献活動を行う水マス推進サポーターは8月末時点で、137団体が登録している。
同センターでは、近年のゲリラ豪雨の増加で、ゲリラや津波の情報も発信するようになるなど、10年間で変化もあったという。
今後も防災情報を発信
齋田紀行センター長は「防災情報を発信して、おかげ様で10年が経ちました。今年は関東大震災から90年という節目でもあることから、今後もより良い安全な防災情報を発信していきますのでよろしくお願いします」と話す。
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