鉄道建設・運輸施設整備支援機構と横浜市交通局は、相鉄本線と東急東横線の直通線新設工事を現在進めているが、それに伴い、新横浜駅前付近の環状2号線の一部車線が2018年度末まで規制される。同機構などは、利用者の利便性を極力損なわないよう所管の港北警察署と対策を協議している。
今回の事業は、新設される相鉄・JR直通線羽沢駅(仮称)から新横浜駅(仮称)を経由し、東横線・目黒線日吉駅までの区間に連絡線を整備するもの。羽沢〜日吉間の駅で最初の工事着手となる新横浜では、駅前付近の環状2号線下に325・5mの鉄道地下駅を築造する。駅本体の工事に入ると同車線の駅前中央交差点付近では夜間に、その他の部分では終日、バリケードなどによる車線規制が行われる。同機構によると1車線が通行止めになる予定だが、作業状況によっては2車線以上の規制も考えられるという。対策として、予告看板や歩道橋に掛ける横断幕を設置し、住民などへの喚起を計画しており、港北署には道路の車線規制を申請中。許可が下り次第、工事に着手する。期間は2019年3月まで。また、工事に合わせて、新横浜駅前交番の移設も予定している。
同機構は「HPで工事施工順序などを公開しています。今後も作業状況を随時更新して、利用者の不都合を極力なくせるように努めていきますのでご協力をお願いしたい」と話す。
市交通局も一部担当
同工事の中で、同駅前円形歩道橋地下の76・5m分の駅築造は市営地下鉄ブルーラインが通っている関係で、市交通局が発注・工事を受け持つ。同路線が営業しながらの工事になるため、運転に支障を出さないよう考慮し、同機構が委託。局が歩道橋階段を撤去し、仮設階段を設置するほか、同路線の第5出入口の移設を予定している。
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