横浜市身体障害者団体連合会などが12月3日、新横浜駅北口のサークルデッキで障害者への理解を深める冊子「心と手を貸してください」を道行く人に次々に配布していった。
当日は同会事務局員のほか、身体に障害を持つ人やその関係者団体、知的障害者やアルコール依存症の人による断酒会などが参加し、健常者と障害者が共存していく社会の実現を呼びかけていた。
国は1993年に「障害の日」を定め、04年に障害者基本法を改正したのを機に、毎年、12月3日から9日を「障害者週間」としている。今回の取り組みは、この週間に合わせて実施されたもので、同会では3年前から障害者への関心を高めることを目的に、チラシを配るなどの活動を続けてきている。
今回配布した冊子は、カラー刷り・A5サイズ、25ページから成っており、車イス利用者など「目に見える障害」と、人工肛門や知的、精神など「目に見えない障害」を大別して掲載、健常者がそれに合わせて取れるサポートの仕方も紹介している。
同会では「『障害者差別解消法』が衆参両議院を通過し、『障害者権利条約』も国会で可決されており、全国の多くの障害者団体も学習会の開催をはじめ、動きが活発化してきている。健常者もいつ障害を持つかわからない。今後もともに共生できる社会になっていけるよう、積極的に働きかけていきたい」と話している。
同会では冊子を欲しい人には無料で配布している。 詳細・問合せは【電話】045・475・2060まで。
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