1964年、東海道新幹線開業とともに誕生した新横浜駅の50周年を10月に控え、地元の新横浜町内会(金子清隆会長)が記念誌発刊に向けて準備を進めている。同会は「約20万人を集客する新横浜パフォーマンスとも連動させ盛り上げていきたい」と話している。
新横浜町内会で記念誌発刊の構想が持ち上がったのは、5年ほど前。横浜線開業100周年の時だった。同町内会では「新横浜駅周辺では大きなイベントは開催されなかった。新横浜の50周年は町内会で盛大に盛り上げようという話があがった」と、振り返る。
完成予定は10月
現在は、「新横浜50年の軌跡(仮称)」の製作が進んでいる。同記念誌は、町内会の有志5人で結成された製作委員会が中心となり3年前から準備を進めてきた。記念誌は全152ページ(3000円、税別)で開業当時の写真や地名の由来などを取材してまとめたコラム、年表などで50年を振り返る内容を予定している。完成予定は10月としている。「地元住民から聞いた貴重な当時の話などを盛り込みますので新横浜の今昔を楽しんでもらえると思う」と話した。
同町内会では、区内公共施設などでのパネル展示のほか、一昨年20回を数えた同地域で恒例となった「新横浜パフォーマンス」などのイベントと共に周知を行い50年の節目を盛り上げていく考えだ。
区画整理で誕生
東海道新幹線の開業から半世紀。1964年、同新幹線の開業とともに横浜線の新横浜駅も設置され、周辺が「新横浜」と呼ばれるようになった。また、1975年には、区画整理によって鳥山町、岸根町、篠原町、新羽町、大豆戸町の一部から新横浜の町名が誕生した。新横浜は、1985年3月に市営地下鉄ブルーラインが延伸開業。さらに、横浜アリーナ、新横浜プリンスホテル・ペペ開業のほか、2002FIFAワールドカップの決勝戦が横浜国際総合競技場(現・日スタ)で開催されたことで知名度も上がり、間もなく相鉄線も乗り入れるなど、発展が続く。
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