綱島料理飲食店組合(瀬山達治組合長)はこのほど、独自に作製した『綱島グルメマップ』を発行した。マップでは63の加盟店舗を紹介しており、瀬山組合長は「一致団結し、綱島の飲食店の賑わいを起こしたい」と話す。
グルメマップは左右約60cm・天地約42cm。店舗外観や料理写真のほか、営業時間などの基本情報、5月末まで有効となるクーポンが付けられている。
マップは、約2万部を発行。63店舗のほか「綱島商店街協同組合・綱島商店街連合会事務所」「酒のタケオ」「綱島ラジウム温泉」「メガロス綱島店」「イトーヨーカドー綱島店」にも設置された。また、今後は新メニュー情報などを更新し、年1回の継続発行を予定している。
マップ作成の発案者である月岡輝行さん(FATMAM、一彗経営)が、他地域で発行されていた飲食店マップを手にしたことがきっかけだった。組合員名簿とは違い「これなら外部に情報発信もできて集客にもつなげることができる」と考え、月岡さんが得意としているイベント企画のノウハウを生かし、大手飲料メーカーなどに協力を要請。資金面でのサポートを受けながら、約1年かけて完成させた。
利点示し加盟店舗増加へ
同組合によると綱島の飲食店は、昔から土地を所有している地主が営んでいることが多かったという。現在では70から80歳代で現役の店主も少なくないという。その一方で「跡取りが居ない」とうい理由で2代目・3代目へと継承できずに閉店・退会するケースも多く、かつての店舗に大手チェーン店が参入する現状となっている。
これを受け2012年、組合加盟店舗が結束し大手チェーン店に負けない独自のグルメマップを作製することを発案した。組合として団結し、効果的な策を打つことで最盛期には約150あった加盟店舗数まで増やすことを目標としている。
綱島西で「居酒屋よっちゃん」を25年以上営む金子勝義さんは「お客さんが店舗間で行き来するようになれば、活気が出てくるのではないか」と期待を寄せる。
また「これを機に、新しく綱島へ移り住んできた方々に1件でも多くの飲食店を知ってもらえたら嬉しい」と、瀬山組合長は話す。
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