横山 日出夫氏が新区長に 「住民との信頼関係に力点」
港北区の新区長に、横浜市総務局人材組織部長を務めていた横山日出夫氏が今月1日付で就任した。これまで主に管理部門を担当してきた横山氏。そこで培ってきたスキルを区政運営にどう生かしていくのか、手腕に注目が集まっている。
「市内18区それぞれ特徴があるが、新旧の顔を合わせ持つ港北区はその縮図のようなところがある。区政運営を担当させて頂くことは光栄でやりがいがある。港北区長に就任することができて良かった」
横山区長は就任の感想をこう語った。
横山区長は愛知県出身の現在53歳。大学入学に伴い上京し、卒業後の1983年横浜市役所に入庁。市立大学事務局を皮切り、総務局人事課、財政局財政課などを歴任。00年に下水道局経営企画課担当課長に就任している。区役所勤務は02年の旭区役所での区政推進課長職を経験している。その後、08年に西区福祉保健センター担当部長になり、区長直前は、総務局人材組織部長を務めていた。
横山区長はこれまでの自らの経歴を「管理セクションを中心に仕事をしてきた」と振り返る。
その上でこれまでの培ってきた実績を踏まえ、「管理部門は決して一人ではできない。膨大な情報をまとめ上げ、チームとして力を合わせてやってきた。区長職にも生かしていけると思う」と話す。
待機児童減少を
港北区の課題として上げたのが、直近としては待機児童問題。昨春0人となったが今年は厳しい状況で、これの減少に力を入れたいとする。次に中長期課題として社会機能の回復を上げ、地域力で独居高齢者支援など、知恵を出し合いながら改善に導きたいとした。加えて防災を重要視する考えも示した。「3・11で液状化が発生した地域もあり、区民の関心も高い。住宅密集地も多い。防災は行政の根本的なサービスでもある。力を入れていきたい」と話した。一方、港北区の利点としてあげたのが住民の「人の良さ」。新住民と旧住民の先鋭的な対立もなく、うまく融合できていると分析した。
これからの区政運営については「林市長が実現しようとしている方針を軸にしていきながら、積極的に地域に出て、住民の方々と信頼関係を築きたい。市内で人口が一番多い区なので、頑張れば18区の中で一番多くの方に喜んでもらえる区でもある。精一杯取り組みたい」と語った。
小川氏は定年退職
11年から今年3月まで3年間区政運営に携わった小川浩之前区長は定年退職した。「東日本大震災直後に区長に就任し、当初はその対策に重きを置いた。その後は待機児童問題もにも力を尽くしてきた。これまでの区民の方の協力に心より感謝している」とコメントした。
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