太尾小学校で1月26日、港北区主催の環境学習事業「港北 水と緑の学校」の防災講座が行われ、同校5年3組の児童たちが河川防災について学んだ。講座の企画・運営はNPO法人鶴見川流域ネットワーキング。
同事業は、区内の小学校を対象に、身近な自然に触れることで、楽しみながら環境活動の大切さを知ってもらうことを目指し、2004年から始まった。今までは外で自然に触れて体験する形が主だったが、河川防災に特化した学習をするのは今回が初めて。
当日は、巨大な「港北区洪水ハザードマップ」の上での避難訓練や、立体地図上に、雨に見立てたビー玉を転がして洪水を発生させる体験、非常持ち出し袋の中身の確認などが行われた。避難訓練では、巨大マップの上に乗った児童たちが自宅を指差し、洪水時にどこに避難すべきかを確認する姿が見られた。他にも防災情報の収集や、流域の治水対策についての講義もあった。同法人理事の亀田佳子さんは「この講座が、ご家族と一緒に防災について考えるきっかけになってもらえると嬉しい」と話した。
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