緊張した面持ちで餌をあげる子どもも
綱島公園で６日、尚花愛児園後援会が恒例の「移動動物園」を開催した。同イベントは福田牧場の動物や鶴見川に生息する生物を集め、無料で行われている。
天気にも恵まれた当日は、親子連れを中心に過去最大となる約３０００人の来場者が訪れ、羊、ヤギ、ポニー、子豚など多くの動物と触れ合った。ポニー乗り場やウサギ、モルモットを抱っこできるコーナーは常時行列ができ、子豚やヤギに餌をあげる場所では、子どもたちがキャベツやニンジンを持ち寄り、動物たちがエサを食べる仕草などの様々な反応に歓声を上げていた。
毎年参加しているという足立将成ちゃん（４歳）は「チラシを見たときから、動物に餌をあげるのが楽しみだった」と満面の笑み。また、ポニー乗りを体験した萩原翔太ちゃん（３歳）は「高くて怖かったけど、楽しかった」と話していた。
同動物園は毎年、大々的な告知をしていないにもかかわらず、入場者が増え続けている。同園の生稲悦男副園長は「これからも更に来場者を増やしていき、地域の子どもが動物との触れ合いを楽しめる場所を長く提供していきたい」と展望を語った。
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