昨夏、約70年ぶりに国内感染が認められたデング熱。横浜市では、市内の公園などで蚊を採取し、モニタリング調査をしている。2011年度からデング熱、ウエストナイル熱、チクングニア熱、日本脳炎の4つの感染を防止するために行ってきた。危機感を持って迎えられた今年は、これまでの19カ所から25カ所に拡大し、6月から調査を開始している。
港北区では、大倉山公園を対象に区福祉保健センター生活衛生課が6月16日に今年1回目の調査を実施。
夕方から翌午前中にCDCライトトラップ法という蚊の二酸化炭素と光に集まる習性を利用した器具を樹木に設置した。同公園では、この日、デングウイルスを運ぶとされる2匹のヒトスジシマカを採取。調査結果は陰性だった。市内でも、現時点で陽性反応を持つ蚊は見つかっていない。
検査は10月まで月2回、計10回行われ、結果は随時横浜市衛生研究所のHPで発表される。
昨年、区内で感染者
調査が開始されて以来、横浜市内では今まで一度もすべてのウイルスにおいて陽性反応が出たことはない。しかし、昨年は代々木公園に訪れた区内の20代男性など、横浜市内で6人のデング熱の国内感染者が報告された。
区生活衛生課は「蚊を発生させにくい環境作りが最も大切。ボウフラは水が滞るような場所に生息し、1〜2週間程度で成虫になる。定期的に水で流し、たまり水を作らないようにしてください」と呼びかける。
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