大倉山エルム通り商店会(山田浩之会長)で外国人客を招き入れる取り組みが始まっている。それを進めるため資金面での支援を受けようと、先月末には国の助成金を受けるための申請も済ませた。社会の国際化や東京五輪開催を契機として捉え、商店街に賑いを創出させることが狙い。
同商店会では、港北区に市内で4番目に多い5600人の外国人が住んでいる特性(2015年6月末時点)と5年後に開催される東京五輪で市内にも外国人が多数訪れる可能性を見込み、今回の取り組みに着手した。
具体的には、外国人が買物や食事がしやすいよう、価格やメニュー、商店街のHPに英語などの表記を加えることや在住外国人へのニーズ調査などを検討。さらに大倉山地区連合町会とも連携し、地域主催のそば打ちや餅つき、夏祭りへの参加など、日本文化に触れられる企画実施も視野に入れる。
国の支援も期待
同商店会では、考案中の事業を形にしようと、中小企業庁が進める「地域商業自立促進調査分析事業」に6月29日に応募した。同事業は商店街発展のため、外国人対応や少子高齢化対応、創業支援、地域交流などを行う商店街などを支援する取り組みで、審査が通れば100万円から500万円の助成金が受けられる。
山田会長は「外国人が多数来る日産スタジアム、横浜アリーナから大倉山まで徒歩15分と近いわりには移動が全くない。国の審査結果に関係なく、個人・チェーン店など約130から成る当商店会として、この取り組みで新たな需要を生み出したい」と意気込む。
地域の外国人住民に身近な情報を提供する、港北国際交流ラウンジは「お医者さん情報を欲しがっている声をよく聞く。そうした緊急的なものを加えてもいいのではないか」と話している。
港北区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews |
|
<PR>