慶応高校野球部3年生の宮田皓(こう)主将がきょう、阪神甲子園球場で開会する「全国高等学校野球選手権大会」の入場行進の先導役を務める。高校球児たちの夢の殿堂で大役を担う宮田さんの鼓動は否応なしに高鳴っている。
「チームメイトからも『頑張れ』と応援してもらった。皆の思いも背負って精一杯やりたい」
宮田さんは7月30日、慶応高校で開かれた記者会見の場で緊張しながらも力を込めてこう語った。
1915年に始まった同選手権は、今年100年の節目を迎えた。開会式での入場行進は17年の3回大会で「選手入場式」として始まったという。その時の代表12校の先頭を進んだのが、2回大会で初出場初優勝を飾り、3回大会で前年覇者として真紅の優勝旗を掲げて行進した慶応義塾高校の前身「普通部」だった。今夏の慶応高校は、神奈川大会準々決勝で敗れたが、全国大会には17回出場し、優勝、準優勝も1回ずつ果たしている。今回、宮田さんに白羽の矢が立ったのはそうした経緯によるものだ。
神奈川球児代表として
宮田さんは遊撃手・2番バッターとして活躍。今夏で勇退した同校野球部の上田誠元監督によると、冷静に状況判断できる能力に長けており、キャプテンとしても試合に出られない選手にも声をかけて盛り上げ役に徹する選手という。上田元監督は「出場校として出させたかった悔しさはあるが、晴れの舞台を任せられた嬉しさは大きい」と語る。
同校では「神奈川の球児の代表として宮田君には先導役を果たしてもらいたい」と話している。
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