「子育て応援隊FROMこうほくnetほいっぷ」(深谷育美代表)は8月26日・31日の2日間、大倉山駅構内で「こうほく子育て応援隊缶バッジ」の啓発・配布キャンペーンを実施。駅利用者らに200個以上を配布した。
港北区地域子育て支援拠点どろっぷの利用者のほか、区内の子育てサークル代表、障害児の保護者などがメンバーで構成される「ほいっぷ」。活動テーマに「子育て当事者だからできること」を掲げ、様々な課題解決の取り組みを検討してきていた。
その中で、小さな子どもを連れて外出する母親が「手を貸してほしい」と思う時に「迷惑がられてしまうのではないか」などと考えて他人に声をかけにくいという声があがってきた。一方で、困っている母親や保護者が目の前にいるが「面識もないし、声をかけると不審者に思われてしまうのではないかと遠慮してしまう」という声もあがっていた。
今回のキャンペーンで配布した缶バッジは昨年11月に制作。「こうほく子育て応援隊」とデザインされた缶バッジを胸元などにつけることで、「声掛けをしたい」という双方の思いを可視化するのが狙いだ。
当日は、駅周辺にのぼり旗を掲げてPRを実施。ほいっぷに所属する金子絵美さんは「子育て世代以外の声掛けにも注力しました。学生や60代前後の主婦の方にも興味を持って頂け、その場でバッジをつけてくれる人もいた」と話した。
今後は、大倉山以外の区内全域でのキャンペーンを企画しており、啓発拡大のための民間助成金の申請や地域イベントのバザー出店、地域住民へのワークショップ開催などを予定している。缶バッジに関する寄付も受け付けている。問い合わせは、どろっぷ【電話】045・540・7420まで。
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