新交番の外観
綱島駅南口、東急東横線の高架下にあった綱島交番。電鉄の橋脚耐震工事に伴い移転が決定していたが、名称も「綱島駅前交番」と新たにし、駅北口に移転。10月１日より運用が開始されている。
女性警察官を配置
港北署によると、同交番は、綱島地域に設置された派出所が前身。１９６４年に綱島駅南口に移転し、地域住民から親しまれてきた。１９８９年に建て替えられたが、老朽化も進んでいたという。
これまでは設備面の問題から女性警察官は配置されていなかったが、新交番は一新。設備も充実し、女性警察官２人が配置されている。同交番管内面積は約２平方キロメートル。約１万３７００世帯、住民２万７０００人以上が安心して暮らせるよう治安を守っていく。
移転開所を記念して港北警察署（陶山和美署長）は15日、「綱島駅前交番」の開所式を綱島地区センターで実施。来賓を含む地域住民ら約１００人が会場に集まった。
式の冒頭で陶山署長は「地域住民の方々のさまざまな要望に的確に対応していく」とあいさつした。また、配属された14人の交番勤務員代表として井上龍太警部補が「新築の交番と同様新たな気持ちで地域のために、一生懸命働いていく。地域住民と連携を強化し犯罪抑止に努めたい」と決意表明をした。
引き締まった表情の同交番勤務員
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