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矢上小学校 地域を学ぶ教材制作 テーマは日吉の「観音松古墳」

教育

掲載号:2017年4月6日号

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制作した教材
制作した教材

 矢上小学校は、地域学習の教材として、スマートフォンやタブレット端末を用いたデジタルブック、古墳模型、ブックレットを制作した。テーマは同校が開校する前にあった市内最大の「観音松古墳」。発掘された経緯や埋葬されていた副葬品について学べる。

 メインとして用いられるのがデジタルブック。解説文や映像のみならず、手でタッチしながら、発掘された遺物の模型をあらゆる角度から見ることができる画像などを盛り込んだ。子どもたちに興味を持ってもらうため、自分の手を使いながら、好きなように項目を選んで勉強ができる仕組みになっている。ブックレットはこのデジタルブックの概要をまとめたもの。

興味から知識に

 「観音松古墳」とは、全長約100mの前方後円墳で、同校の敷地とほぼ同じ大きさ。4世紀末に作られたと考えられている。主体部(埋葬施設)では、世界で最東での発掘だった「内行花文鏡」と、珍しい銅製で最大級の「やじり」が見つかったという。

 「名前だけは聞いたことがあるけれど、謎が多かったから、調べたかった」。中学校で社会科を教えていた経験のある佐治秀朗校長の興味が教材制作のきっかけになった。慶大の安藤広道教授が専門的に研究し、2つの論文を発表していることを知り、まずは実際に話を聞きに行って知識を構築。さらに安藤教授には、解説動画の撮影や正誤の確認なども協力を得た。

 デジタルブックの制作は全て佐治校長を含めた社会科の教諭3人で行った。どのような方法で学習させるかなどアイデアを出し合い、タブレット端末とフリーのアプリを駆使して作り上げた。完成までに約1年かかったという。

地域の歴史を知る

 昨年末に開催した「矢上フェスティバル」では、5年生が同古墳について発表。「内行花文鏡」の模様を作るワークショップや勾玉作り体験コーナーなどを児童らが自ら行った。

 日吉に潜在する様々な歴史を子どもたちに学んでもらうため、引き続きあらゆるテーマでデジタルブックを作って行く方針。「子どもたちには、地域の一員としてその土地を知り、愛着を持って欲しい」と佐治校長は語る。教材は現在、同校のみで見ることができる。
 

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