今年2月に、小机駅そばの鳥山町1491番地で発生した火災は2階建ての建物延べ面積150平方メートルを全焼するという大規模火災。通常この規模で発生してもおかしくない人的な被害がなく、火災被害を最小限にとどめることができた。これは、出火建物の近隣に所在する(株)和光商事の4人の職員が協力して、119番通報と初期消火等を実施したためとして、同社の渡辺智史代表取締役社長および、職員の内田保さん、薦田(こもだ)秋さん、斎藤満之さんが4月20日、港北消防署で表彰された。
火災当日は、建物内の居住者に危険が迫っていたため、渡辺社長らは避難誘導をするとともに、風下側の延焼危険が迫っていた共同住宅住民の避難誘導も実施。安江直人署長は表彰式の中で「この規模の火災で人的な被害が全く出なかったのは、ひとえに(株)和光商事の皆さんの素晴らしい連携プレーのおかげ」と称えた。
また同署の浅野消防団担当課長は「消防隊が到着する前に避難誘導などやってほしいことがすべて行われていて驚いた」と話した。
渡辺社長は「当社の5軒ほど先の火災。最初に職員の斎藤が気が付き、通報した。その直後、皆が現場に駆け付けた時にはすでに黒煙があがっており、手分けして派出所に行ったり、消火器を集めたり、隣のアパートの避難誘導を行った。地域に貢献できたことを嬉しく思う」と述べた。同社に今まで消防団員はいなかったが、今回の体験から社員の消防団への参加も決めているという。
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