横浜市資源循環局では、食品廃棄物の抑制や啓発等、他の模範となる取組みを行っている事業者に対し、昨年度から「食の3Rきら星活動賞」として表彰を行っている。
今年度の表彰が決定した3事業者のうち、区内より2事業者が選出された。
横浜市資源循環局では2011年度より「ヨコハマ3R夢(スリム)」を掲げ、ゴミの減量化に取り組んでいる。同一般廃棄物対策課によれば、この賞の目的は、顕著な功績をあげている事例を紹介することにより、他事業者にも参考にしてもらい、廃棄物のより一層の削減につなげることを目指しているという。
発生抑制部門で受賞したのは、社会福祉法人 山百合会 岸根保育園(岸根町・小田法子理事長)。同園では14年度から給食調理で発生する野菜くずなどを、当番の園児たちや保育士がコンポストで堆肥化。その堆肥で野菜を育てる3R夢農園を運営している。「この取組みで以前より生ごみを約50%削減できました」と佐藤美子園長。農園の季節の野菜はもちろん給食にも。佐藤園長は「食育にも最適。コンポスト利用を今後は保護者や近隣の方などに伝え、広げていければ」と話す。
啓発部門で受賞したのは、学校法人岩崎学園・横浜デジタルアーツ専門学校(新横浜・岩崎幸雄理事長)。市が推進する「食べきり協力店」事業の認知度アップに向け、協働プロジェクトを実施。「小盛り」での注文や、シェアすることで食品ロスを防ぐキャッチコピーやロゴ、ポスター作成を行った。ポスターのメーン担当だった総合デザイン課3年の喜代門枝見佳さんは「『食べる』という言葉に着目し、地球をデコレーションケーキに見立て撮影した」とし、「食べるエコ活動始めませんか?」というキャッチコピー・ロゴ作成のメーン担当だった同課3年上谷瑞穂さんは「ファミレスでも高級店でも違和感のないデザインを考えた。デザインの力で加盟店を増やせれば」と話していた。
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