コンプレッサや塗装用スプレーガン等を製造販売するアネスト岩田株式会社(新吉田町3176/壷田貴弘代表取締役)は、横浜市社会福祉協議会高齢福祉部会会員施設の特別養護老人ホームのうち、希望する全ての施設にバッテリー式車いす空気入れ(コンプレッサ)を寄贈する。
11月16日に市健康福祉総合センターで行われた寄贈式では、同社の塚本真也取締役=写真(中央)=が市社協の中村香織常務理事=写真(左から2人目)=に目録とコンプレッサを手渡した。
コンプレッサにはライトや12Vソケットが配され、災害時等の電源・光源としても活用可能。同社の女性社員3人で構成されるプロジェクトの発案から、この製品の寄贈を決定したという。
今回は横浜市域の特養が対象だが、来年度以降は神奈川県域のほか同社工場のある福島県・秋田県、さらに販売拠点のある都道府県に同取組みを広げる予定。「生活に身近な貢献活動につなげたい」と塚本取締役。市社協の中村常務理事は「防災面にも役立てられたら」と話していた。
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