慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)と港北区は21日、「横浜港北スポーツみらいサミット2019」を開催した。
ラグビーW杯や東京五輪・パラリンピックと、スポーツのビッグイベントの開催を控える港北区。それに合わせて今回のシンポジウムでは、「小学生のスポーツ事情」や「東京2020大会に向けた同大学の取組み」など、地域でのスポーツの取組みとして9つの事例を紹介。冒頭で林賢是港北副区長は「各取組みを横断的に話し合い、スポーツでまちを元気にするきっかけにしてほしい」とあいさつを述べた。
慶應SDMの中島円特任准教授は昨年度から日吉台小で行ってきたスマートフォンやドローンを用いた体育の授業の事例を発表。児童たちの運動能力データの可視化などスポーツデータ活用の可能性に言及し、今後は「他の地域でも実践していきたい」とさらなる活動に意欲を見せた。
シンポジウム後半では、「スポーツで街や人を元気にするためのアクション創出」のワークショップやパネルディスカッションも行われ、有識者たちによる熱い議論が交わされた。
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