岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校(三辻訓校長)ゲーム科の学生が、横浜市消防局・横浜市民防災センターと連携し、「VR(仮想現実)を活用したビル火災脱出体験ゲーム」を開発した。防災普及啓発活動などでの活用が期待される。
開発を担当したのはリーダーの岡本大樹さん、三浦功樹さん、阿部広さん、佐藤雄介さん、三澤和斗さんの計5人の3年生たち。ゲームのストーリーは実際の会場となる横浜市防災センターが舞台。同施設での火災発生を想定し、様々な避難行動を繰り返し非常口からの脱出を目指す。
こだわったのはリアリティ。建物や炎の燃え方など細部までなるべく現実に近づけた。なかでも一番苦労したのは、煙が充満する部屋で煙を吸い込まないようしゃがんで行動する場面。当初は、ボタン操作でしゃがむ仕様だったが、「実際の動きに近づけたい」(岡本さん)と、下を向くとしゃがむように変更。シンプルな操作にすることで小さな子どもでも分かりやすく避難行動を学べる。
スマートフォンとゴーグル・コントローラーがあれば手軽に体験できるため今後は小中学校での利・活用も見込む。ゲームの開発を監修した同センターの消防司令補、吉川裕太さんは「楽しく防災について学ぶという、やりたかったことを形にしてくれた」と笑顔。
ゲームは同センターで4月2日から体験可能(現在プレ体験開催中)。詳細は同センター【電話】045・312・0119へ。
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