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港北区 社会

公開日:2019.09.05

災害リスクに備えを
過去の事例から学ぶ

  • 室内でドローン操縦を実演

  • 港北区の災害リスクを説明する区職員

 奈良建設(株)(横浜市港北区)100%子会社の(株)セットアップ横浜は9月1日の防災の日にちなみ、新横浜町内会と協力して過去の災害から学ぶ「第5回 過去の災害で得た教訓と課題」を8月30日、開催した。これは行政も含めた防災の専門家の講演を聞き、日頃の備えに生かそうというもの。

 当日は地域住民など約80人が参加。奈良建設(株)植本正太郎代表取締役や来賓のあいさつの後、国土交通省京浜河川事務所担当者は「水防法の概要と水害対策の基本的考え方」について講演した。

 港北区総務課危機管理・地域防災担当は港北区における風水害対策について「治水対策が進んだため、最近港北区が以前は水害が多かったことを知らない区民が増えている」とし、区内に200カ所ある土砂災害警戒区域に触れるなど災害リスクを説明した。

 さらにドローンの活用で港北警察署、港北区役所と災害協定を結んでいる(株)エムテックスは、災害時のドローンの活用法と実演などを行った。

 NPO法人日本トイレ研究所は「過去の災害時におけるトイレ事情」について講演。参加者は災害時における被災生活の中で、避難場所に応じたトイレの対処方法や避難所の実態、女性や子ども、障がい者にも配慮した避難所の生活環境づくりなどを学んだ。

 休憩時間には参加者らが展示してある、簡易トイレなど災害用トイレ等を熱心に見学し、担当者に質問する姿も見られた。

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