講師を務めた岡本さん（左）と篠崎さん
横浜市立大豆戸小学校（田副聡校長）で９月20日、地域の歴史を聞く会が開かれた。同校創立40周年の取組みの一環で、対象は４年生児童84人。
40年前・50年前の大豆戸の町の様子や人々の生活について、事前に児童らが用意した質問に講師が答えた。講師を務めたのは、地域の歴史を研究する桜田史話会会長の岡本浩敏さんと菊名地区社会福祉協議会会長の篠崎元彦さん。同地区にはかつて、樹林が生い茂っていた一帯があったことや、バッタ、ザリガニ獲りが流行ったこと、また鶴見川の洪水の歴史や対策などを紹介した。児童らは時折メモを取り、話に聞き入っている様子だった。
この日に学んだことは11月の学習交流会で発表する予定もあり、田副校長は「まずは自ら地域を知り、人に語れるようになってもらえたら」と話していた。
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