綱島駅からほど近い、大綱橋付近の鶴見川河川敷にある「菜の花畑」をご存じだろうか。綱島地区連合自治会と特定非営利法人鶴見川流域ネットワーキングが育成・管理しているこの菜の花は、昨年は鳥が種を食べつくしてしまったため、春に花を見ることができなかった。今年は対策をし、見事復活。近隣の人の目を楽しませている。
10年以上前、同自治会の故大谷宗弘前会長らが主となり「綱島といえば桜、桃、菜の花と言われるよう、自然をはぐくむ町にしていきたい」と始められたもの。河川敷は国交省が管理しているため行政の協力も得て、さらに区内で自然保護活動を行う特定非営利法人鶴見川流域ネットワーキングと連携。蝶などの生き物を繁殖させる「ビオトープ」として共同で管理・育成を行っている。
現在同連合自治会の会長をつとめる佐藤誠三さんは「前回の失敗を踏まえ、昨年秋、種をまく際にネットで鳥の被害を防ぎ、今年はうまく花を咲かせることができた」と話す。この場所はベビーカーや自転車で下りることもでき、電車も見えるため、暖かな日中には子連れで訪れている人も多い。佐藤会長は「地域の人の憩いの場になれば嬉しい」と語っていた。
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