横浜市立日吉台中学校(諏訪部真史校長)では、教職員から生徒たちへのメッセージを校舎の窓に掲出している。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月8日から5月31日までの臨時休校が続いている市立学校(5月18日時点)。同校では、不安を抱えながら自宅で過ごす生徒やその保護者に向け、休暇中の過ごし方や家庭学習のヒントなどを学校ホームページで発信している。
その一環として、地域の目にも留まる校舎を用いて生徒たちへメッセージを発信することを教職員らが提案。美術科の教員が製作し5月1日から掲げている。張り出されたメッセージは”台中は離れていても心はひとつ”。「直接会って顔を合わせることができないが、日吉台中学校の一員として独りではないという教職員の想いを込めた」と我妻智之副校長は話す。
同校では、休校期間中も各家庭への電話連絡を実施している。また、諏訪部校長は、HPの”校長室より”を毎日更新。著名人らの格言などを添えた画像を投稿し、激励を続けている。我妻副校長は「少しでも安心感を届けられれば。今後はHP上に各学年ごとの専門ページを作ってメッセージを発信できるようにもしていきたい。また元気に再会できる日を待っていてほしい」と前を見据えた。
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