港北消防署(吉田崇署長)は、火災予防を学ぶオリジナル紙芝居『火の用心!』の読み聞かせ動画を配信している。
同作品は、港北に伝わる民話や歴史にちなんだ創作紙芝居つくりを行うグループ「たまてばこ」が2018年夏に製作したもの。家族の日常の物語にのせて、火災の危険性や避難方法、発見時の対応などを紹介している。幼稚園や保育園への貸し出しを行い、火災予防の普及啓発を行っていたが、外出自粛や休校の影響を受け、4月末から紙芝居の動画配信を開始。読み手は「たまてばこ」のメンバー、動画の撮影・編集は「港北ふるさとテレビ局」が担当している。
「直接伝える機会がないなかで、子どもたちが自宅で楽しみながら、家族と一緒に火災予防を学べるように企画した」と話すのは、同署予防係長の吉野賢二さん。家庭での火災は調理中のものが多く、「(作中にも登場するが)料理をする際は、火元から絶対に離れないように」と注意を呼び掛ける。
動画は、港北ふるさとテレビ局のHP「港北映像アーカイブス」、または左のQRコードから閲覧できる。
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