新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各地でマスクやフェイスシールドの寄贈といった動きが広がっている。そんななか港北区で、国境を越えて開発途上国を支援しようとする活動が行われている。
活動を行うのは「マスク支援こうほくプロジェクト」(代表/宇田川規夫さん)。マスクの寄贈先は、海外の被災地支援団体のメンバーとして宇田川さんが訪れたことのあるネパールのゲダリ村だ。2015年の地震被害により、今も住宅再建途上にある村は、「手洗いをしようにも清潔な水もない。日本と違いマスクも手に入る環境ではない」状況にあるという。そこで、”より困っている人にマスクを”と余ったマスクの寄贈を呼びかけた。
所長を務める国際救急法研究所で、地域防災の講演なども行っている宇田川さん。日頃の活動で培った人脈から口コミで広がり100枚近いマスクが集まっているという。「人と離れ離れになることを強いる病気。だからこそ逆に支えあうことの大切さを感じた」と宇田川さんは一定の手応えを口にする。また、「コロナは、我々へ貧困格差や環境問題を投げかけているようにも感じる。この機会に、本当にあるべき暮らし方を見つめ直せるような活動も広げていきたい」と語っている。
マスクは現在も募集中。条件は未使用であること。不織布・ガーゼ・手作りなんでもOK。海外への輸送のための寄付金も募っている。問い合わせは、【メール】koku-kyu@af.netyou.jp(宇田川さん)へ。
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