港北警察署(太刀野一夫署長)は9月18日、特殊詐欺被害を防止したコンビニのアルバイト店員2人に感謝状を贈呈した。
1人目は、ローソンLTF港北妙蓮寺店の女性アルバイト。9月6日、5万円分の電子マネーを購入しようとしていた60代男性に思い声をかけると、スマートフォンに身に覚えのない未納料金の請求通知があり、記載の電話番号に連絡したところ、購入するように言われたという。話を聞いた店員は、不審に思って110番通報を実施し、被害を未然に防止した。女性店員は「大きな額だが、電子マネーに不慣れな様子だったので、もしかしてと思い声をかけた」と当時を振り返った。
2人目は、セブンイレブン横浜日吉本町4丁目店の女性アルバイト。8月14日に、プリペイドカードの購入方法を確認するため70代女性がレジに訪れたという。購入理由を確認すると、自宅のパソコンに表示された警告に記載された電話番号に連絡したところ、電話に出た男から修理費用としてカードの購入を指示されたという。詐欺の可能性が高いと感じた女性店員は警察に相談するように助言。女性客はそのまま交番に赴き、被害が防止された。「テレビでも詐欺のニュースをよく目にする。少しでも気になったら、勇気を出して声掛けを行いたい」と女性店員。
2020年の港北署管内での詐欺被害は、9月17日時点で28件(前年比マイナス8件)、被害総額は約4,500万円(同マイナス約1,100万円)となっている。同署生活安全課の原英伸課長は、「詐欺を防ぐには、お店や店員さんの協力が欠かせない。弱者を狙う詐欺は卑劣な犯罪。撲滅できるよう一緒に戦っていきたい」と話した。
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